アカウントをイベントに関連付ける

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Events Management エンドユーザは、サンプルリクエストなどのコールレポートに必要なやりとりを行えるようにする小規模イベントを主催することがよくあります。アカウントがイベントに関連付けられている場合、イベントから作成されたコールレポートはイベントの情報を継承します。これにより、エンドユーザが重複した情報を入力しなくても済むようになるため、コールレポートの作成プロセスが簡素化されます。また、アカウントとイベントを関連付けることにより、アカウントに関連付けられている被験者のみが表示されるように有効な被験者のリストをフィルタリングできるようになるため、イベントプランニングプロセスが簡素化されます。

前提条件

アカウント関連イベントの設定

この機能を有効にするには:

  1. すべてのユーザに以下の EM_Event_vod と Medical_Event_vod のフィールドに対する FLS 編集権限を付与します:

    • Account_vod
    • Address_vod
  2. すべてのユーザに、Call2_vod オブジェクトの Event_vod レコードタイプに対するアクセス権限を付与します。
  3. 適切な EM_Event_vod と Medical_Event_vod のページレイアウトに Account_vod および Address_vod フィールドを追加します。
  4. すべてのユーザに、Call2_vod オブジェクトの EM_Event_vod フィールドに対する FLS 編集権限を付与します。
  5. 適切な Call2_vod ページレイアウトに EM_Event_vod および Medical_Event_vod フィールドを追加します。

    このフィールドがデフォルトの Call2_vod ページレイアウトに配置されていることを確認します。

  6. すべてのユーザに VeevaTerritoryController Apex クラスに対するアクセス権限を付与します。この手順は、Events Management の Lightning でこの機能を使用する場合にのみ必要です。

アカウントベースのイベントを作成する

アカウント関連イベントを作成するには:

  1. 適切なイベントに進みます。
  2. アカウント参照関係フィールドを使用して、適切なアカウントを選択します。
  3. 住所参照関係フィールドを使用して、適切な住所を選択します。この機能が Lightning for Events Management が有効になっている組織内で有効であることに加え、iPad を使用している場合、住所フィールドには、アカウントに関連付けられているすべての有効な住所が含まれる選択リストとして表示されます。

  4. 保存を選択します。

アカウント関連イベントに被験者を追加すると、有効な被験者のリストが自動的にフィルタリングされ、アカウントに関連付けられている被験者のみが表示されます。

アカウント関連イベントからコールを作成する

エンドユーザは、アカウント関連イベントからからコールの作成ボタンを選択して被験者とのインタラクションをすばやく記録することができます。作成されたコールには、自動的に以下のプロパティが定義されます:

  • レコードタイプ – レコードタイプは DEFAULT_CALL_RECORD_TYPE_vod Veeva 設定によって定義されます。この設定にレコードタイプが定義されていない場合、レコードタイプはユーザのデフォルトになります。
  • EM_Event_vod – コールの作成元のイベントを参照します
  • アカウント – 対応するイベントの Account_vod フィールドに定義されているアカウントを参照します
  • 住所選択リスト – この選択リストには対応するイベントの Address_vod フィールドに定義されている値が自動的に入力されます。イベントの Address_vod フィールドの元の値は維持されますが、エンドユーザがコールに異なる選択リストの値を選択することもできます。

アカウント関連イベントから作成されたコールにアカウントを追加すると、イベントの被験者に対応するアカウントがコールの被験者候補として表示されます。

HCP アカウントの親 HCO アカウントは、表示する子アカウントと同じテリトリーにある必要があります。